2008年07月20日

ベトナム版“アセレヘ(Asereje)”

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。

これまで何回か、ミー・タム(My Tam)というベトナムの女性アーティストを紹介してきました。

→ ウッジー(Uoc Gi)〜ベトナムポップスの名曲

→ グイユーザウオイ(Nguoi yeu dau oi)〜「恋人よ」

→ バンマイティンユー(Ban mai tinh yeu)〜“Depend on You”

→ セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の歌った“To Love You More


ミー・タム(My Tam)の3枚目のアルバム、“Yesterday and Now”を聴いていて、面白い曲を発見しました。

これまで紹介したミー・タム(My Tam)の曲は、ウッジー(Uoc Gi)以外、カバー曲ばかりで申し訳ないのですが、もう1曲、カバー曲を紹介したいと思います。

「アセレヘ」(Asereje)という曲、皆さんはご存知でしょうか。

2002年ごろ、ラス・ケチャップ(Las Ketchup、ケチャップ娘)というスペインの3人娘が歌って、世界中で一大旋風を巻き起こした(?)曲です。

一大旋風、というのは大袈裟かもしれませんが、ヨーロッパ、ラテンアメリカなどでかなりヒットしたことは確かです。

彼女たちは、プロモーションのために日本にも来ているはずですが、日本ではどのくらいヒットしたのでしょうか。

CD(アルバム、シングル)は、日本でも発売されているはずです。

私はその頃、日本を離れておりましたので、日本でどれだけ流行ったのか、あまり把握しておりません。

私は2003年の夏ごろ、フィリピンにおりましたが、その頃、フィリピンではこの曲はかなり流行っていました。

多くの人が、踊ったり、歌ったりしていました。

この曲、何がそんなに良かったのか?

何が良くて、多くの人を踊らせ、歌わせ、そして楽しませてくれたのか?

ずばり、

『奇抜な踊り』そして『意味のない歌詞』

です。

今日は、趣向を変えて、オリジナルのほうの、スペインの3人娘の歌と踊りからお届けしましょう。音楽

ラス・ケチャップ(Las Ketchup)の「アセレヘ(Asereje)」音楽
→ YouTubeの映像(その1)はこちらから。るんるん

→ YouTubeの映像(その2)はこちらから。るんるん

→ YouTubeの映像(その3)はこちらから。るんるん

→ スペイン語の詩はこちらから。るんるん

→ 英語の詩(スペイン語と英語の混ざったSpanglishバージョン)はこちらから。るんるん


いかがでしょうか。

その当時、このような『奇抜な踊り』と『意味のない歌詞』が世界を駆け巡ったのです。

さびの部分の詩、

“Asereje ja deje tejebe tude jebere
sebiunouba majabi an de bugui an de buididipi”

「アセレヘ ハ デヘ テ ヘベトゥデ ヘベレセ ヘビウノ ウバウマ ハビアンデ ブギアンデ ビディディピ」

全く意味不明なのだけれども、この言葉の響きが、多くの人に強烈なインパクトを与え、多くの人を踊りに駆り立たのだと思います。

言葉の響きを楽しむ、という遊び心から生まれた曲だと思います。

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さてさて、お待たせしました。我らがミー・タム(My Tam)の登場です。

実は、このミー・タム(My Tam)が、この「アセレヘ」(Asereje)を歌っているのです。

「こんな曲、ベトナムで流行るのだろうか」と思います。

が、とりあえず聴いてみましょう。音楽

ベトナム語のタイトルは、“Khuc yeu thuong”(クックユートゥン)です。

ミー・タム(My Tam)の「アセレヘ」(Asereje)、
“Khuc yeu thuong”(クックユートゥン)
→ WMA音声はこちらから。


いかがでしょうか。

早口でよく聞き取れませんが、ベトナム語とスペイン語が混ざっているようです。

さびの部分の詩も「アセレヘ ハ デヘ」以外は、ベトナム語の意味のある詩に(たぶん)置き換わっているようです。


この曲は、ミー・タム(My Tam)の3枚目のアルバム“Yesterday and Now”のボーナストラックに収録されています。

このアルバムがリリースされたのが、2003年6月ですから、私がちょうどフィリピンにいて、フィリピンでこの曲を聴いていたころです。


この曲が、ベトナムの人たちにどの程度受け入れられたのか、私にはわかりません。

おそらく、ボーナストラックということで、あまり露出度は高くなかったのかもしれません。

あまり、ベトナムの人たちの耳に届かなかったのかもしれません。


しかし、ベトナムでこの曲を発表する、という、ベトナムではたぶん流行らないと思われる試みを実行した、ということに対して、私は褒めてあげたいと思います。

いや、そんな大袈裟なことではなく、単なる「遊び心」だったのかもしれません。

だとしても、その「遊び心」に対しても、私は褒めてあげたいと思います。

その「遊び心」がベトナムでどの程度受け入れられるだろうか、と思うからです。


以上、ベトナムのアセレヘの情報をお届けしました。


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2008年07月10日

日越友好音楽祭から(その9)〜“To Love You More”

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。

1ヶ月ほど前になりますが、私の知り合いで、車の事故に遭った人がいます。

カーブの多い山道を走行中、車がスリップして、横転して、真っ逆さまになったのですが、ドライバーも同乗者も怪我一つ無かったとのことです。

周囲の人や物を巻き込むことも無かった、とのことです。

シートベルトをしていたために、ひっくり返っても、宙吊り状態になり、どこも打たなかった、とのことです。

ものすごい強運の持ち主ですね。

私もあやかりたいものです。

実は、かく言う私も、これまでの人生の間に、何回か死にかけています。

死に損なっているわけではありませんよ。

何回か、死んでてもおかしくない目に遭っています。

しかしそのたびに生き延びてきています。

実は私も強運の持ち主なのかもしれません。

しかしいくら強運の持ち主でも、危ない目には遭いたくありませんよね。

最近は日本も物騒ですが、海外に出ると、危険な目に遭う確率は確実に高くなります。

危険な目に遭わないためには、日頃何をすればよいか、なんてことを、身近に起こった上の事故の話を聞いて、考えたりしています。

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さて、音楽に参りましょう。

5月24日にハノイで開催された「日越友好音楽祭」から、ベトナム側出演アーティストを紹介してきました。

今日はこのシリーズの最終回になります。

ところで、この、ハノイの「日越友好音楽祭」の模様は、6月29日に、NHK衛星第二で放送されたはずなのですが、どなたかご覧になった方はおりますでしょうか。

もしご覧になった方がおられましたら、感想でも、コメント欄に書き込んでみていただけると、うれしく思います。


シリーズの最終回は、これまで何回か紹介してきました、ミー・タム(My Tam)という女性アーティストです。

→ ウッジー(Uoc Gi)〜ベトナムポップスの名曲

→ グイユーザウオイ(Nguoi yeu dau oi)〜「恋人よ」

→ バンマイティンユー(Ban mai tinh yeu)〜“Depend on You”

オリジナル曲はウッジー(Uoc Gi)だけで、カバー曲ばかり紹介していますが、オリジナル曲も追々紹介していきます。しばらくお待ちください。


さて、今日は、音楽祭パンフレットに紹介されている、彼女の“To Love You More”という歌を紹介しましょう。

早速聴いてみましょう。音楽

ミー・タム(My Tam)の“To Love You More”
→MP3音声はこちらから。るんるん


いかがでしょうか。

前半をベトナム語、後半を英語で歌っています。


実は、ご存知の方も多いかもしれませんが、この“To Love You More”という曲は、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)が歌った曲です。

この曲はもともと、フジテレビ系ドラマ「恋人よ」(1995年10月〜12月放送)の主題歌として製作された曲で、1995年10月23日に日本でシングル発売されたのが最初です。

アルバムに収録されたのは、

“The Colour of My Life”日本盤(1995年10月リリース)のボーナストラックに収録されたのが最初、

という説と、

“Falling Into You”日本盤(1996年3月リリース)のボーナストラックに収録されたのが最初、

という説があります。

このあたり、真偽のほどは定かではありませんが、どなたか、詳しい経緯をご存知の方はお知らせください。

情報ソース:
トゥ・ラヴ・ユー・モア - Wikipedia
To Love You More - Wikipedia

その後、カナダ、アメリカ、ブラジルなどでシングル、アルバムが発売され、日本でもリミックスバージョンがリリースされるなどしています。


では、こちらの本家本元のほうも聴いて見ましょう。音楽

セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の“To Love You More”
→YouTubeの映像はこちらから。るんるん

→英語の詩はこちらから。るんるん

ミー・タム(My Tam)の歌のベトナム語の詩の部分は、英語の原詩を直訳したもののようです。


さらに、実は、この“To Love You More”という曲、フィリピンの女性アーティスト、サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)も歌っています。

サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)については、こちらの記事で紹介しました。

彼女は、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の曲を何曲か歌っています。

彼女の歌う“To Love You More”は、2003年にリリースされた彼女のファーストアルバム、“Popstar: A Dream Come True”に収録されています。

サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)の歌も聴いてみましょう。音楽
→YouTubeの映像はこちらから。るんるん

こちらは原詩の通り、すべて英語で歌っています。フィリピンでは、英語が公用語ですから、英語の歌を歌うのは当たり前のことになっています。

サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)は、1988年7月25日生まれということですから、このアルバムをリリースした当時は15歳そこそこです。15歳で果敢にもセリーヌ・ディオン(Celine Dion)に立ち向かい、世間をあっと言わせ、華々しいデビューを飾ったわけです。

上で紹介した映像は、いろんな時代の彼女が映っているようですが、デビューしたばかりのころは、ちょっと背伸びしすぎ、という感じがしないでもありません。


ミー・タム(My Tam)のほうはどうでしょうか。

彼女のこの曲は、2001年にリリースされた“Toc Nau Moi Tram”(トックナウモイチャム)というアルバムに収録されています。このアルバムは、チャン・トゥー・ハ(Tran Thu Ha)、トゥー・フン(Thu Phuong)そしてミー・タム(My Tam)という3人の女性アーティストのコンピレーションアルバムです。

彼女のファーストアルバム“Mai Yeu”(マイユー)がリリースされたのも2001年の同時期ですから、“To Love You More”はデビュー当時に歌った曲、ということになります。彼女は、1981年1月16日生まれですから、このとき20歳です。

この“Toc Nau Moi Tram”(トックナウモイチャム)というアルバムは、こちらのサイトから入手できるようです。


さて、一方のセリーヌ・ディオン(Celine Dion)はどうでしょうか。

彼女は、1968年3月30日生まれですから、この曲を発表した当時は27歳です。


Wikipediaのこちらの記事によると、彼女は1980年台前半(10台半ば)ごろから活動を開始し、フランス語のアルバムを何枚かリリースします。1990年に初めての英語のアルバム“Unison”をリリースし、1991年にディズニーのアニメ映画“Beauty and the Beast”のテーマを歌うあたりからブレークします。英語での3枚目のアルバム“The Colour of My Love”をリリースする1993年から同アルバムの日本盤をリリースする1995年ごろは、徐々に人気を確立する時期と言えるかもしれません。


今やベトナムとフィリピンを代表する女性アーティストとなった若いふたりが、ほぼ同じ時期に(2年ずれてますが)、どちらもアーティストとしてデビューするときに、今や大スターであるセリーヌ・ディオン(Celine Dion)が上昇気流に乗りかけているときに歌った歌に挑戦している、

ある意味、興味をそそる現象と言えます。



サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)のほうは、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の曲を何曲か歌っていることから、幼いころから聴いていたのかもしれません。

ミー・タム(My Tam)のほうはどうだったのでしょうか。セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の曲との出会いはどのようなきっかけだったのでしょうか。

いろいろと想像を掻き立てられます。


いずれにしても、1つの曲が、ふたりの若いアーティストが生まれるきっかけとなった、と言えると思います。

将来、このふたりのアーティストも、他のアーティストにカバーされるような、次の世代のアーティストに引き継がれるような素晴らしい歌を歌っていって欲しいと思います。


以上、日越友好音楽祭から、“To Love You More”の情報をお届けしました。


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2008年07月06日

日越友好音楽祭から(その8)〜“Depend on You”

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。

5月24日にハノイの国家会議センターで開催された日越友好音楽祭から、ベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は日越友好音楽祭シリーズの最終回、と申しましたが、ミー・タム(My Tam)という女性アーティストの歌をあと2曲、1曲ずつ紹介しますので、あと1回、次回が最終回になります。

彼女については、
こちらの記事では、「ウッジー」(Uoc Gi)という曲を、

前回のこちらの記事では、「恋人よ」(Nguoi yeu dau oi、グイユーザウオイ)を紹介しました。

実は、前回の記事で間違ったことを書いてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

「パンフレットに紹介されている曲とは違う曲を歌った。」

「ミー・タム(My Tam)の歌う“Depend on You”の音声なり映像をネット上で見つけることができませんでした。」

と、申しましたが、実は、パンフレットに紹介されている、“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)という曲が、浜崎あゆみの“Depend on You”のベトナム語バージョンです。

十分なチェックをせずに記事を書いてしまったことを反省しています。

こんな恥ずかしいミスを犯してしまったことについて、ここで謝りたいと思います。すみませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)

さて、前回の記事で書いたことを訂正しますと、音楽祭パンフレットに紹介されているミー・タム(My Tam)の歌は、次の2曲です。

1. “Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)…浜崎あゆみ“Depend on You”のベトナム語バージョン

2. “To love you more”

そして、音楽祭で実際に歌ったのは次の2曲です。

1. “Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)…浜崎あゆみ“Depend on You”のベトナム語バージョン

2. “Nguoi yeu dau oi”(グイユーザウオイ、「恋人よ」)…五輪真弓「恋人よ」のベトナム語バージョン


さて、今日は、“Depend on You”を聴いてみましょう。音楽

“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)
浜崎あゆみ“Depend on You”のベトナム語バージョン
→MP3音声はこちらから。るんるん

→YouTubeの映像はこちらから。るんるん


ベトナムのオーディエンスはおとなしいですね。

日本だったら、皆立ち上がって踊りだすところでしょうが。


ここで聴いていただいた“Depend on you”のアレンジは、やや穏やかなアレンジですが、音楽祭で実際に歌ったときのアレンジは少し違っていて、ドカン、と何かが爆発するような音で始まり、「おっ、こういう激しい曲も歌うのか」と、思った記憶があります。


さて、パンフレットに紹介されている、ベトナム語の詩を紹介しておきましょう。

「穏やかなな朝早く 庭に出る」
「風が私を励ましてくれるよう」
「朝しか風は歌ってくれない」
「清々しいこの朝に なぜか期待してしまう」
「夜の霧に花の蕾が煌く}
「夢中になり待ちわびた人が 私の元に来る」
「私たちの恋は まるで紅い雲のよう」
「手をつなぎ 愛の言葉を交わす」
「あなた なぜ私を待ってるの」

  ・・・・・・・・

  ・・・・・・・・

「あなた 行かないで」
「私の愛は あなただけのもの」
「ずっとずっと あなたを愛している」
「嵐が来ても 明るい明日が来るのを待つ」

  ・・・・・・・・

  ・・・・・・・・


と、こんな感じです。

日本語のオリジナルの詩と、かなりシチュエーションが違いますね。


折角ですから、オリジナルのほうも聴いてみましょう。音楽

浜崎あゆみ“Depend on You”
→YouTubeの映像はこちらから。るんるん
オリジナルのアレンジとはちょっと違う、リミックスバージョンです。

オリジナルのアレンジはもう少し穏やかで、テンポもややスローです。

→日本語のオリジナルの詩はこちらから。るんるん


いかがでしょうか。

詩のシチュエーションが違います。

日本語のオリジナルの詩のほうがシンプルでしょうか。

ベトナム語の詩のほうは、短い音の単語がたくさん並んでいて、複雑な音のつながり、という感じがします。

日本人だからそのように感じるのでしょうが、どうも詩が曲についていっていない、詩と曲が馴染んでいない、と感じるのは私だけでしょうか。

しかし、それは、ミー・タム(My Tam)の歌唱力でカバーされています。

オリジナルとは違いますが、彼女は彼女なりの歌の世界を作り上げていると思います。

ベトナム流に解釈され歌われている日本のヒット曲、日本のヒット曲をベースにしてベトナム流に築き上げられた歌の世界、そんな風に感じます。

そんな彼女の歌の世界に浸ってみてください。


さて、この“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)という曲は、シングルのみリリースされており(2002年5月リリース)、アルバムには収録されていないようです。

こちらのサイト(ミー・タム(My Tam)のオフィシャルホームページ)からこの曲を試聴できるか、と、思いきや、別の曲(おそらくカップリング曲)でした。


いかがでしょうか。

彼女の歌の世界、どのように感じられますでしょうか。


以上、日越友好音楽祭から、“Depend on You”の情報をお届けしました。


さて、次回は、日越友好音楽祭シリーズの本当の最終回になります。

ミー・タム(MY Tam)の曲をもう1曲紹介します。

ご期待ください。


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2008年07月02日

日越友好音楽祭から(その7)〜「恋人よ」

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。

5月24日に開催された日越友好音楽祭から、ベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は、6人目、最後になりますが、ミー・タム(My Tam)という女性アーティストを紹介しましょう。

彼女については、こちらの記事でも紹介しました。

「ウッジー」(Uoc Gi)という曲を紹介しました。

さて、ミー・タム(My Tam)という女性アーティストについて、音楽祭のパンフレットでは次の2曲が紹介されています。

1. “Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)

2. “To love you more”


しかし、実際に音楽祭で歌ったのは別の曲でした。

次の2曲です。

1. 浜崎あゆみの“Depend on you”のベトナム語バージョン

2. 五輪真弓の「恋人よ」のベトナム語バージョン


残念ながら、ネット上では、ミー・タム(My Tam)の歌う“Depend on you”の音声なり映像なりを見つけることができませんでしたので、今日は、「恋人よ」のほうを聴いてみることにしましょう。音楽

お詫びと訂正:
失礼しました。ちょっと間違ったことを書いてしまいました。
実は、パンフレットに紹介されている“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)という曲が、“Depend on you”のベトナム語バージョンです。
十分なチェックをしなかったことを反省しています。
“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)は、次回の記事で紹介することに致します。



「恋人よ」のベトナム語のタイトルは、

“Nguoi Yeu Dau Oi”(グイユーザウオイ、「恋人よ」)

“Nguoi”(グイ)は「人」、“hai nguoi”(ハイグイ、2人)、“ba nguoi”(バーグイ、3人)と人数を数えるときにも使います。

“Nguoi yeu”(グイユー)または“Nguoi yeu dau”(グイユーザウ)で「恋人」、

本当は、“Nguoi yeu”だけで「恋人」という意味になるのですが、音が足りなくなったので“dau”をくっつけているのだと思います。

最後の“Oi”(オイ)は、呼びかけの言葉です。

▼彼女の歌う姿です。
MyTam01.JPG

MyTam02.JPG

MyTam03.JPG

MyTam04.JPG

…画像が不鮮明ですみません。


では、ミー・タム(My Tam)の「恋人よ」、聴いてみましょう。音楽

「恋人よ」のベトナム語バージョン
“Nguoi Yeu Dau Oi”(グイユーザウオイ、「恋人よ」)

→ MP3音声はこちらから。るんるん

→ 映像はこちらから。るんるん


いかがでしょうか。

オリジナルとはちょっと違うアレンジ、ちょっと違うイントロです。

ゆっくりした曲調のメロディーに乗せて、力強く、感情を込めて歌っています。

このようなしっとりした曲は、彼女によく似合います。


折角ですから、本家本元と聴き比べてみましょう。音楽

五輪真弓の「恋人よ」
→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

この映像は、1992年の日中友好音楽祭の模様を収録したもののようです。

本家本元のほうが声質は若干低いでしょうか。

重厚さ、という点では、本家本元のほうが上です。

しかし、ミー・タム(My Tam)も歌唱力のある人なので、このアジアの名曲をじっくり歌い上げています。

ベトナムの歌姫の歌うアジアの名曲、皆さんは、どのようにお感じになりますでしょうか。


このミー・タム(My Tam)の「恋人よ」は、2005年4月にリリースされた彼女の4枚目のアルバム、“Hoang Hon Thuc Giac (The Color of My Life”(ホアンホントゥックザック)に収録されています。

このアルバムは、こちらのサイトから、注文できるようです。

また、こちらのサイトでは、このアルバム収録曲全曲を試聴できます。


以上、日越友好音楽祭から、「恋人よ」の情報をお届けしました。

次回は、日越友好音楽祭シリーズの最終回、ミー・タム(My Tam)の歌う歌で、音楽祭パンフレットに紹介されている曲を紹介したいと思います。

ご期待ください。



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2008年06月28日

日越友好音楽祭から(その6)〜ベトナム

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。
少し間が空いてしまいました。すみません。

今月も「月に最低10件の記事を書く」という目標の達成が危うくなってきました。

というか、もう無理でしょう。もうやだ〜(悲しい顔)

私の場合、目標を立ててもすぐに忘れてしまいます。

それではいけません。

それと、目標を立てたら、どうやって目標を達成するか、というプランを作らなければなりません。

これ、わかっちゃいるけど、なかなかできないんですね。

仕事が忙しいと、仕事も片付けなければなりませんしね。

どうやって目標を達成するか、というプラン、

たとえば、「3日に1本の記事を書く」と、決めればよいのです。

来月からは、この線で頑張りたいと思います。

何事も、目標を立てたら、プランが大切です。

皆さんも実践してみてください。わーい(嬉しい顔)

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さて、5月24日にハノイの国家会議センターで開催された日越友好音楽祭から、ベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は、5人目、タン・ミン(Tan Minh)という男性アーティストを紹介しましょう。

この人も、最初に聴いたときの第一印象は、「演歌系」という感じがしたのですが、ちょっと違ったようです。

どうも、「ベトナムのポップスは演歌系」という先入観があって、何でも「演歌系」に聞こえてしまいます。

これではまずいので、もっと素直な気持ちで音楽を聴くようにしなければいけないな、と、思っているところです。


さて、それはともかくとして、

▼タン・ミン(Tan Minh)の歌う姿です。
TanMinh.JPG

…画像が不鮮明ですみません。


甘い声で、ラブバラードを歌っています。


では、彼の歌を聴いてみましょう。音楽

“Buc thu tinh dau tien”(ブックトゥーティンダウティエン、「最初のラブレター」)音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん
→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

音楽祭のパンフレットに掲載されている日本語の訳詩を紹介しますと、

「鏡を通して君を見たとき」
「2人が顔を合わせて恥ずかしかった今夜」
「まるで2人はお互いの目を確かめたいように」
「大きなことを君に言いたかった」
「私の愛がここにある ここにずっとある と」
「君が私のことを愛しているとわかった瞬間」
「私は幸せの頂点だった」
「君の人生の男性になるよ」
「家族と子供がいる夢を見た」
  ・・・・・
  ・・・・・

と、こんな感じです。

恋愛感情を感じるとき、やはり、将来家庭を築いたときのことを想像するのですね。

「この人とだったら、どんな生活を送れるだろうか」と。

そんな感情を切々と歌っています。


“Nhung mua dong yeu dau”(ニュンムアドンユーザウ、「愛の冬」)音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん

こちらも音楽祭のパンフレットから、日本語の訳詩を紹介しますと、

「寒くても明るかった」
「離れたふたり 恋しく想う」
「冬になると もっと近くにいたくなる」
「恋しい思い出が 私の心に残る」
「叶わなかった夢」
「甘い幸せ」
「葉が落ちる季節」
「いろんな恋が始まる」
「いろんな夢が待っている」
「曇りガラスに たくさんの夢を描いた」
  ・・・・・
  ・・・・・
「毎年 新しい冬を迎え」
「私の心の中にある 懐かしい冬」
「思い出いっぱいの記憶が残る」
「叶えられなかった夢」
「甘い幸せ」

と、こんな感じです。

「冬」、というのは、思い出がたくさん残る季節、なのでしょうか。

そんな季節の思い出を歌っています。


いかがでしょうか。

今日紹介した2曲、クラシック系のラブバラード、という感じでしょうか。

ピアノやギターの演奏がきれいですね。

詩がベトナム語ですので、やはり詩の意味はあまり考えずに、気楽に聴くのがいいでしょう。

今恋をしている人は、自分の状況を想い浮かべながら聴くのがいいかもしれませんね。

以上、日越友好音楽祭の情報をお届けしました。



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2008年06月21日

日越友好音楽祭から(その5)〜ベトナム

こんにちは。Ackey@ベトナム、ハノイ です。

5月24日にハノイで開催された日越友好音楽祭から、ベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は、タイン・ラム(Thanh Lam)という女性アーティストを紹介しましょう。

彼女の歌を最初に生で聴いたときには、「演歌系」という印象だったのですが、あらためて聴いてみると、「演歌系」とは少し違うようです。


▼彼女の歌う姿です。
ThanhLam01.JPG

画像が不鮮明ですみません。

▼艶やかな踊りも加わりました。
ThanhLam02.JPG

画像が小さくてすみません。


では、彼女の歌を聴いてみましょう。

まず最初に、“Nguoi o, nguoi ve”(グイオ、グイヴェ、「残る人、帰る人」)という曲です。音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん

このリンク先を開くと、ページの下半分に詩が書いてありますので、曲を聴きながら詩を追ってみてください。

詩は非常にシンプルで、短い言葉を連ねた格好になっていますので、聴きやすく、また、歌いやすい曲になっています。

→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

こんな短い映像しかありませんでした。

音楽祭のパンフレットに紹介されているところによると、

「楽しい気持ちで 昔の歌を歌おう」
「恋が残り 恋が帰る」
「最後にさよならとなったけれど」
「心の中に愛はまだいっぱい残っている」

というような感じの歌です。

こんな感じの詩を、静かな、落ち着いた曲調のメロディーにのって歌っています。


さて次に、“Ngau hung song hong”(ガウフンソンホン、「紅河」)という曲を聴いてみましょう。音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん
→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

こちらは、力強い男性的な歌です。

紅河(Hong川、ホン川)というのは、ヒマラヤ山脈に源を発し、中国との国境の町ラオカイ(Lao Cai)を通り、南東へ下って、ハノイを通り、太平洋に注ぐ川です。

ラオカイ(Lao Cai)の町については、こちらの記事で紹介しました。

さて、この「紅河」という歌、

「わたしが九官鳥を抱いて」
「父と一緒に 白い川沿いを歩く」
「ある秋の日 父を川の向こう岸まで送った」
「波が立ち 風が強く吹く日に」
「九官鳥が 強い風の下 川を渡る」
「九官鳥が 誰を愛し 川を渡り」
「川を渡り 誰を探す」
  
  ・・・・・・・

「お姉さんが 寂しく 孤独で 泣き始める」
「お姉さんの愛する人は どこへ行った」

  ・・・・・・・

「九官鳥が 誰を愛し 川を渡り」
「川を渡り 誰を探す」

  ・・・・・・・

「あなたを愛する あのお姉さんの九官鳥」
「父母を愛し 川の向こう岸まで送った」

  ・・・・・・・

「九官鳥が 誰を愛し 川を渡り」
「川を渡り 誰を探す」

と、歌っています。

別れ別れになった、お父さん、お母さん、お姉さんの思い出を、九官鳥に託している、という感じの歌でしょうか。

力強い曲調とは裏腹に、悲しい歌のようですね。


いかがでしょうか。

音楽祭のパンフレットによると、彼女は、1969年生まれ、ハノイ市出身。ハノイ音楽院でベトナム伝統楽器を学んだ後、ボーカルに転向。多くの作曲家やジャズなどの歌手との協演も行っている、とのことです。


このタイン・ラム(Thanh Lam)というアーティスト、歌唱力のある人なので、いろんな曲調の曲を気持ちを込めて、歌い上げている、という感じがします。

聴くほうも、彼女の歌に引きずり込まれます。


気持ちが晴れないときなど、彼女の歌にどっぷり浸かってみるのもよいのではないでしょうか。

力が湧いてくるかもしれませんよ。


以上、日越友好音楽祭の情報をお届けしました。



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2008年06月18日

日越友好音楽祭から(その4)〜ベトナム

こんにちは。Ackey@ベトナム、ハノイ です。

日越友好音楽祭のベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は演歌系、チョン・タン(Trong Tan)という男性アーティストを紹介しましょう。

「演歌系」と聞いて、引かないでくださいね。

実は私も、ベトナムの「演歌系」ポップス、「民謡系」ポップスはあまり好きではありませんでした。

しかし、何回も聴いていると、「これも悪くないな」と思えてくるのです。

この「演歌系ポップス」、「民謡系ポップス」は、ベトナムの老若男女すべての人に愛されています。

普通のポップスを聴いている人でも、「演歌系」、「民謡系」を聴いています。

ベトナムの文化に触れる意味で、ちょっとお付き合いください。

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▼さて、チョン・タン(Trong Tan)の歌う姿です。
Trong Tan.JPG

▲画像が不鮮明ですみません。


では、彼の歌う歌を聴いてみましょう。音楽

Tieng dan bau(ティエンダンバウ、「一弦琴の音色」)
→ MP3音声はこちらから。るんるん


いかがでしょうか。

「演歌系」、「民謡系」の中でも、比較的聞きやすい部類に入る歌だと思います。

はじめて「演歌系」、「民謡系」を聴く人でも、比較的抵抗なく聴けるのではないでしょうか。

曲のタイトルにある通り、この曲の演奏には、一弦琴(ダンバウ、dan bau)が使われています。

お分かりになりますでしょうか。

低く鈍い音を出しているのが、ダンバウと呼ばれる一弦琴です。

一弦琴については、こちらの記事でも紹介しました。

この一弦琴の音色、なかなか心地よいと思いませんか。


さて、この曲の詩はどんな感じなのでしょうか。

音楽祭のパンフレットに紹介されているところによると、この曲は、「ベトナムという国をたたえる歌」、「ホーチミンをたたえる歌」、「革命をたたえる歌」、「国を失った人々をたたえる歌」のようです。

「静かな夜更け 一弦琴の音色に耳を傾けた」
「母の声はソプラノ バスが父の声」
「清明な音色が人の心を暖める」
「ベトナム ホーチミン ベトナム ホーチミン」
「国を失った人々の悲しみが音色に表れた」
「共産党の恩をいつまでも心に刻む」
「栄光に輝くベトナム 栄光に輝くベトナム」

と、歌っています。


実は、ベトナムの「演歌系」、「民謡系」ポップスには、この種の「戦争を歌った歌」、「革命を歌った歌」、「国をたたえる歌」などが非常に多いのです。

自分たちのたどってきた歴史を大事にするベトナムの国民性なのでしょうか。

私たち日本人は、詩の意味はあまり考えずに聴くのがいいでしょう。


さて、チョン・タン(Trong Tan)の歌はもう1曲、“Ngai em den”(ガイエムデン、「きみが現れた日」)という曲がパンフレットでも紹介されており、音楽祭でも歌ったのですが、この曲のMP3音声をネット上で見つけることができませんでした。


で、その代わり、他の曲を紹介しましょう。

上の一弦琴を紹介したこちらの記事では、チャン・マイン・トゥアン(Tran Manh Tuan)というアーティストののヴェケ(Ve que)という曲を紹介しました。

こちらはサックスの演奏でしたが、この曲をチョン・タン(Trong Tan)が歌っています。

ちょっと聴いてみましょう。音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん

いかがでしょうか。

サックスの演奏とはちょっと印象が違いますが、こちらも比較的聞きやすいのではないでしょうか。

注: 失礼しました。こちらではたぶん民族楽器は使われていません。


チャン・マイン・トゥアン(Tran Manh Tuan)のサックスの演奏と聴き比べて見て下さい。音楽
→ MP3音声はこちらから。るんるん

▲このリンク先は前の記事では紹介してません。本邦初公開です。

こちらでは、ダンチャイン(Dan Tranh)と呼ばれる16弦琴が使われています。


いかがでしょうか。


たまにはちょっと肩の力を抜いて、ベトナムの「演歌系」、「民謡系」ポップス、そして、ベトナムの民族楽器に親しんでみてはいかがでしょうか。

今日紹介した曲はどれも、肩の力を抜いて、聴くことができるのではないでしょうか。


以上、ベトナムの「演歌系」ポップスの情報をお伝えしました。



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《2008年7月20日追記》
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posted by Ackey at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

日越友好音楽祭から(その3)〜ベトナム

こんにちは。Ackey@ベトナム、ハノイ です。

先週の火曜日(6月2日)、ハノイから車で3時間ぐらいのところ、ホアビン(Hoa Binh)省のマイチャウ(Mai Chau)という町に立ち寄りました。

この町には、多くの少数民族(タイ族など)が住んでいます。彼らの生業は、田んぼで米を作ることですが、そのほかに、手工芸品を作って、売って、生計の足しにしています。

▼彼らの手工芸品の店です。▼
maichau01.JPG

この町にはこんな店がたくさんあります。高床式の家の床下で店を開いています。外国人もよく来るそうです。

▼この町で、こんな子供たちに出会いました。▼
maichau02.JPG

両手にパンとお菓子を握ってうれしそうです。

▼こんなポーズをとってくれました。▼
maichau03.JPG

子供たちはいつも明るく、元気です。
彼らはきっと、貧しくても幸せなのでしょう。
こんな子供たちに出会うと、心が和みます。

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さて、音楽に参りましょう。
「日越友好音楽祭」のベトナム側出演アーティストを紹介しています。

今日は、ホー・クィン・フン(Ho Quynh Huong)という女性アーティストを紹介しましょう。

▼彼女の歌う姿です。▼
HoQuynhHuong01.JPG

▲ステージ脇のスクリーンを撮影したので、画像が鮮明ではありません。すみません。

▼激しい踊りを披露していました。▼
HoQuynhHuong02.JPG

▲画像が小さくて、すみません。


それでは、彼女の歌を聴いてみましょう。音楽

Co nhau tron doi(コーニャウチョンドイ、「ずっと一緒に」)
→ MP3音声はこちらから。るんるん
→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

「今ここに座って、あなたのことを想っている」
「これから先もずっとあなたと一緒にいられることを願っている」
というような歌です。

彼女の力強く伸びのある声質で、聴く人に、力強い愛を訴えています。


Vu dieu hoang da(ヴーディウホアンザー、「野生の踊り」)
→ MP3音声はこちらから。るんるん
→ YouTubeの映像はこちらから。るんるん

タイトルの通り、野生的な激しい愛を歌った歌です。
「どんなことがあっても、年月が過ぎても、あなたを愛し続ける」と、歌っています。

手拍子が入ったり、
「ヘーイ、ヘーイ、ヘーイ、ホー、ホー、ホー」と掛け声が入ったり、
力強く、“Go, go, go, I love you.”と英語の歌詞が入ったり、
“Shi-di-ri-duy, shi-di-ri-da-na. Shi-di-ri-duy, shi-di-ri-da-na.”
(「シーリキライ、シーリキランナー、シーリキライ、シーリキランナー」と、聞こえます。)
という文句が入ったり、
野生的な、動物的な愛を表現しています。

演奏も、ドラムスの激しいビートを中心に、音が短く切れるような演奏法で、アフリカの大地の野生の雄叫びを思わせるような曲調です。


いかがでしょうか。


音楽祭のパンフレットによると、彼女は1980年生まれ、クァンナム(Quang Nam)省の出身です。これまで、いろいろな歌唱コンテストで、いろいろな賞を受賞しているそうです。


ストレスのはけ口に、彼女の力強い愛を受け止めてみてはいかがでしょうか。


以上、日越友好音楽祭の情報をお届けしました。



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《2008年7月20日追記》
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posted by Ackey at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

日越友好音楽祭から(その2)〜ベトナム

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。
昨日(6月9日)、ハノイに戻ってまいりました。
結局、旅行中は記事を書けず、少し間が空いてしまいました。
すみません。

さて、5月24日(土)にハノイのナショナルコンベンションセンター(国家会議センター)で開催された、日越友好音楽祭を紹介しました。

今回から数回にわたり、そのベトナム側出演アーティストを1人ずつクローズアップしていきたいと思います。

どういう順番で紹介するかというと、私が一番気に入っているミー・タム(My Tam)は一番最後とし、ポップ系のミー・リン(My Linh)、ホー・クィン・フン(Ho Quynh Huong)、演歌系のチョン・タン(Trong Tan)、タイン・ラム(Thanh Lam)、タン・ミン(Tan Minh)、という順番で紹介していきたいと思います。

今日は、ミー・リン(My Linh)という女性アーティストです。

▼ミー・リン(My Linh)の歌う姿です。▼
My Linh.JPG

▲私は二階席に座っており、私の持っていたデジタルカメラで望遠いっぱいにしても画像は非常に小さいので、ステージ脇のスクリーンに映っていた映像を撮影しました。写りが悪くてすみません。


それでは、彼女の歌った歌を紹介しましょう。音楽

Som nay mua xuan(ソムナイムアスァン、「早朝に訪れた春」)
→ MP3音声はこちらから。るんるん

Huong ngoc lan(フンノックラン、「ノックランの香り」)
→ MP3音声はこちらから。るんるん

ngoc lan(ノックラン)というのは、英語ではmagnolia、「モクレン(木蓮)」の仲間です。

いかがでしょうか。


こちらは、ミー・リン(My Linh)のオフィシャルウェブサイトです。

トップページの再生ボタンを押すと、彼女の歌が数曲再生されますので、聴いてみてください。音楽

(再生される曲のタイトルはわかりません。おそらく最新のアルバムの収録曲を繰り返し再生しているものと想像しています。2006年リリースの“De Tinh Yeu Hat”か?)


このようにしっとりとした曲調の曲ばかり、じっくりと歌い上げるアーティストは、なかなかいないのではないでしょうか。

仕事をやりながら聴く、とか、BGMとして非常に良いのではないでしょうか。


Wikipedia、「日越友好音楽祭」のパンフレットなどによると、彼女は、1975年8月19日生まれ、ハノイ出身、ということです。

1993年、ナショナルポップミュージックフェスティバルでベストニューアーティスト賞を受賞したことをきっかけにアーティストの道へ進みます。

2003年、アメリカのレコード会社Blue Tigerと契約し、英語によるアルバム“Coming to America”を2004年にリリースします。

彼女はこれまで、14枚以上のアルバムをリリースしているそうです。

また、彼女は、中国、タイ、韓国、ロシア、ドイツ、チェコ、ウクライナ、スイス、イギリス、キューバ、アメリカ、カナダなどで公演を行っており、2006年には日本にも来ています。

2007年には、彼女のアルバムが3枚、日本で発売されました。
→ こちらのHMVのサイトを参照。

現地ベトナムでは、
「チャット・ウィズ・モーツァルト」は2005年、
「メイド・イン・ベトナム」は2003年、
「De Tinh Yeu Hat: 愛を歌う」は2006年にリリースされたものです。


彼女の歌を一度、落ち着いて、じっくり聴いてみてはいかがでしょうか。


以上、「日越友好音楽祭」の出演アーティストから、ミー・リン(My Linh)を紹介しました。



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《2008年7月20日追記》
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2008年05月30日

日越友好音楽祭から(その1)〜ベトナム

こんにちは。
Ackey@ベトナム、ハノイ です。

注: この記事は、5月30日に半分書き、6月2日に残りの半分を書いたものです。

先週の日曜日(5月25日)からまた旅に出て、昨日(6月1日)ハノイに戻ってまいりました。。
中部高原(Central Highland)と呼ばれる地域、コントゥム(Kon Tum)省、ザーライ(Gia Lai)省、ダクラク(Dak Lak)省、ダクノン(Dak Nong)省、ラムドン(Lam Dong)省などを回ってきました。
本日午後、また旅に出ます。
これだけ旅に出てばかりだと、なかなかブログ記事が書けません。
5月は、「月に最低10件の記事を書く」という目標が達成できませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)
お許しください。

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さて私は、先週の土曜日(5月24日)、ハノイのナショナルコンベンションセンターというところで開催された、「日越友好ハノイ−ホーチミン音楽祭〜この平和を夢みて〜」という音楽祭を観に行ってきました。

今回は、この音楽祭の報告をしたいと思います。


この音楽祭は、日本側、ベトナム側、それぞれ6人(組)ずつのアーティストが参加し、それぞれ2曲ずつ歌う、という趣向でした。

この音楽祭は、日越外交関係樹立35周年にあたる今年、杉良太郎がプロデュースして実現したものだそうです。

杉良太郎という人は、日本政府から、日本ベトナム特別大使に、ベトナム政府から、ベトナム日本特別友好大使に任命されており、日本とベトナムのいろんな交流活動をしているそうです。

→ BIGLOBEニュースのこちらの記事をご参照ください。


この音楽祭の模様は、ベトナムのテレビで生放送され、後日、NHKでも放送されるそうです。興味のある方はご覧ください。

▲追加情報:
6月29日(日)、16:30〜、NHK衛星第二で放送予定、とのことです。


さて、この音楽祭の出演アーティストと曲目を、出演順に紹介しておきましょう。

チョン・タン(Trong Tan)(男性)
“Tieng dan bau”(ティエンダンバウ、「一弦琴の音色」)
・・・一弦琴ダンバウ(Dan Bau)についてはこちらの記事で紹介しました。
・・・ベトナムの民族楽器全般についてはこちらの記事で紹介しました。
“Ngay em den”(ガイエムデン、「きみが現れた日」)

伍代夏子
「忍ぶ雨」、「京都二年坂」

タイン・ラム(Thanh Lam)(女性)
“Nguoi o, nguoi ve”(グイオ、グイヴェ、「残る人、帰る人」)
“Ngau hung song hong”(ガウフンソンホン、「紅河」)

秋川雅史(あきかわまさふみ)
・・・私は「まさし」だと思っていました。
「千の風になって」、「昴」

タン・ミン(Tan Minh)(男性)
“Buc thu tinh dau tien”(ブックトゥーティンダウテイエン、「最初のラブレター」)
“Nhung mua dong yeu dau”(ニュンムアドンユーザウ、「愛の冬」)

夏川りみ
「涙そうそう」、「童神〜ヤマトグチ〜」

ミー・タム(My Tam)(女性)
・・・ミー・タムについては、前回、こちらの記事で「ウッジー」という曲を紹介しました。
“Ban mai tinh yeu”(バンマイティンユー、「恋の朝」)
“To love you more”

島谷ひとみ
「泣きたいなら」、「亜麻色の髪の乙女」

ミー・リン(My Linh)(女性)
“Som nay mua xuan”(ソムナイムアスァン、「早朝に訪れた春」)
“Huong ngoc lan”(フンノックラン、「ノックランの香り」)

w-inds(ウィンズ)
「四季」、「アメあと」

ホー・クィン・フン(Ho Quynh Huong)(女性)
“Vu dieu hoang da”(ヴージューホアンザー、「野生の踊り」)
“Co nhau tron doi”(コーニャウチョンドイ、「ずっと一緒に」)

杉良太郎
「大好きふるさと」、「矢立の杉」

最後に、1コーラス目を杉良太郎と伍代夏子のデュエットで、2コーラス目を全員参加で、
「angel−天使を見つけた」(この35周年音楽祭のテーマソング)

以上が出演アーティストと曲目です。

日本側のアーティストは皆さんご存知でしょうから、ここでは紹介しません。

このブログでは、ベトナム側のアーティストを1人ずつ紹介していきたいと思います。

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それでは、音楽祭の模様を紹介していきましょう。

幕開けは、華やかな踊りでスタートしました。

▼華やかな踊りで幕開け▼
音楽祭01.JPG

音楽祭02.JPG


その後、司会者がアーティストを一人ずつ紹介し、1人(組)2曲ずつ歌う、という進行でした。

最後に杉良太郎が挨拶し、35周年音楽祭のテーマソングを全員で歌って閉幕、という内容でした。

▼テーマソング「angel−天使を見つけた」を全員で熱唱▼
音楽祭03.JPG

音楽祭04.JPG


この音楽祭は、司会者がアーティストを紹介した後、アーティストはただ淡々と歌を歌う、という内容で、トークはあまりありませんでした。

ただ1人だけ、ミー・タム(My Tam)だけが、1曲目と2曲目の間で、「ありがとうございます」と、日本語でしゃべりました。

それ以外、出演アーティストは歌を歌うだけで、一言もしゃべりませんでした。

もう少しトークがあっても良いかな、と思いましたが、トークを入れるととても2時間半では終わりませんので、仕方のないことなのでしょう。

それと、一つ気になったことがありました。

日本のアイドル歌手が出てきたときに、キャーキャー叫ぶ日本人の集団が顰蹙(ひんしゅく)を買っていたことです。

私のまわりに座っていたベトナム人がびっくりしておりました。

おそらく、日本の旅行会社がツアーを企画したのでしょう。

ベトナムの国家主席も観に来ているのですから、場所をわきまえて欲しい、と思うのは私だけでしょうか。

・・・以上は、オジサンの独り言です。


さて、ベトナム側の出演アーティストを次回から一人ずつ紹介していきたいと思います。

今回は曲や映像のリンクがなく、申し訳ありません。

本日(6月2日)午後から私はまた旅に出るのですが、できるだけ間が空かないように、3〜4日以内に次の記事をアップしたいと思います。

ご期待ください。

以上、日越友好音楽祭の報告でした。



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